yokohama.vim #3 の旅

第4回目(最初は#0)の yokohama.vim に行って来ました。
http://atnd.org/events/28602
なんらかのかたちで関わった皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。

quickrun.vim の詳解

最初は id:thinca さんによる発表
拡張性が重視されており、設定を書くことで色々出来るとのこと。
設定が無い部分はfiletypとかを見て汎用的なものを使ってくれるので便利です。
最近調整中のhook機能は割り込み箇所全体で1つの設定を持っていて、hook間での連携がしやすいようになっているようです。

発表の際に利用したスクリプトは、当日のうちに vim-showtime としてgithubで公開されました。
gentooなる世界でプロジェクタを利用するのは何やら大変な模様です。

vi(m)を教える仕事をした話

次は id:guyon さんによる発表
viを教えることになり、vimを教えるように交渉したとのこと。
まずは素のvimを利用して貰い、こんな方法もあるよ、と少しずつ誘導?したそうです。
利用者の中にはvimを気に入ってくれた方がいたりと好評だったそうです。
教えた方々には vimmer ということを公表はしてないのだとか。

すいーつたいむ

カステラは節電うんぬんで販売自体お休みだったそうです。
代わりにドーナツをコンプリートしてきたとか。

ネタLT もてる方法

マルチユーザなLinux環境を活用して インテリジェント遠隔予測入力 をするというも
の。要root権限。
利用者はキーを押さなくても入力が完了するという。

さくせいたいむ

まずは.vimrcを整理しよう、と思ったら文字コードでハマった。
scriptencoding utf-8 な cp932 ファイルになっていて、pathの日本語が化けてました。
thincaさんに教えて貰いつつ、scriptencodingを止めて解決。ありがとうございました。
expand('hoge/ほげ') って展開失敗すると空になるのですね……

スクリプトのお手本として id:osyo-manga さんの unite-moo が紹介されていました。

残念ながら完成まで進めた方はいませんでした。

けんてい

検定のvimrc行数基準だと

  • 上級者(1,000行以上) 3名
  • 中級者(1,000行未満) 2名
  • 初心者(500行以下) のこり(9名?)

という構成でした。

問題の解説付きで進行し、

  • 表示行 と 論理行 は定義が無いので逆に取られることもある
  • mac標準のvimは has('mac') などが0を返すため、識別は unameDarwin かどうかで調べないとダメ

というお話を聞けました。
いくつかの上級問題は vim 直接関係ない……。
また、次の問題へ進むときに、回答終りますか?、的な表示が出てしまうことがいくらかありました。長押し説がありましたが原因は謎です。

懇親会

ピザやキムチ、羽の生える飲み物などを囲んでわいわい、
ソフトドリンクはあまり消費しないのだなあと。

そのほか

  • 補完関係で widemenu のお話
  • 連番とかで のお話
  • Atcoder 参加希望者が少なく断念
  • 脅威の静寂率
  • やっぱりmac率高い
  • はるばる仙台から来た方も

などなど。

windowsで(も)vimを利用しているという方が結構いたので、encodingはどうしているのか聞けばよかった、と後から思い出すのでした。
弄らない方がよさそうだけど、環境間で設定を流用するときはutf-8の方が便利かなと、行ったりきたり。

次回の開催も楽しみにしています。